【株式会社 Microbit】南インド人専門のIT技術者派遣

執筆者 5月 29, 2020ニュースコメント0件

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株式会社 Microbitは、南インド人専門のIT技術者派遣をおこなっている会社です。今回dnusでは、株式会社 Microbitさんの南インド人専門のIT技術者派遣の概要や始めたきっかけ、今後の展望などをインタビュー形式でご紹介いたします。

 

株式会社 Microbitの南インド人専門のIT技術者派遣事業の概要を教えてください。

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Microbitは、代表の生まれ故郷インドのタミル州ティルネルヴェーリに住む若者に豊かさを得る機会を提供すべく結成されました。彼らは英語圏での就職は視野に入れていますが、日本で働くということは考えにもありません。

 

ただ、彼らはIT大国と言われるインドで教育を受け、巷には技術者があふれています。

 

その経験を国内で生かせないならば海外でと考えることは普通のことですが、更に、IT人材不足を指摘される日本に勝機を見出し、懸命に日本語を習得するようになりました。

 

ラッキーなことに、彼らが話すタミル語は日本語とほとんど文法が同じですので、基礎的な文型を覚え、開発に必要な言葉から中心に身に付けていきました。

 

来日するまでにインド法人のSathiSystemsで日本の開発プロジェクトを経験し、日本人教師による日本語講座を受講し、独自に設定されたボーダーラインをクリアした技術者のみがVISA申請されるという仕組みを運営するまでになりました。

 

彼らを受け入れる企業側は、日本での経験が無いと不安というところが少なくありませんが、よくよく観察していると、1~2週間もすれば、そのポテンシャルの高やコミュニケーション能力の高さに驚かれることもあります。

 

もちろん、技術者にもよりますが、全く日本での経験が無くとも意思疎通のパターンをつかんでいただけるとスムーズに問題が解決される場合も少なくありません。

 

外国人技術者と共働することで変わる職場環境や企業の戦略なども視野に入れていただくことで、そのメリットの大きさに気づいていただけるかもしれません。

 

また、彼らの役割をブリッジとして捉え、インドの開発センターと連携することでビジネスの幅を広げることも可能です。

 

株式会社 Microbitが南インド人専門のIT技術者派遣事業を始めたきっかけを教えてください。

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新卒が優先される日本において外国人を受け入れていただくということは本当に困難なことでした。

 

しかし、IT技術者におきましては、その働き方が多種多様ですし、日本語でのコミュニケーションに問題が無ければ外国人にもチャンスがある業界でした。

 

そうは言っても、日本人が優先されるので、そのハードルが下がることは、そうそうありませんでした。事業を始めた当初は、日本国内に住んでいるインド人技術者を集めて派遣していたのですが、彼らと共に積み重ねてきたものが無いため、考え方や方向性が異なり、あまり上手くいくことはありませんでした。

 

そこで、故郷で一から教育してから日本で改めて挑戦しようと思ったのです。1~2年は教育に注力していたため我慢の年が続きましたが、彼らのがんばりもあり、システム開発の経験と日本語の習得がある程度、計画どおりに進んだので再度チャレンジしました。

 

その結果、あるプロジェクトに参画することができ、ようやく軌道に乗り始めたのです。その後も、紆余曲折はありましたが、現地での採用基準から日本語のカリキュラムまで改善を重ね、ようやく今に至ります。

 

現在は、来日までの教育基準が決まったため、それぞれのフェーズを円滑に回していくことがもっぱらの役割となっております。

 

株式会社 Microbitはこれまでどのような企業さんとお付き合いされてますか?

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現在お取引させていただいている企業様は、1000人規模の開発企業様から数十名規模の開発企業様まで様々ですが、その特徴と致しましては、外国人エンジニアに対してアレルギーはなく、担当者レベルにおかれましてもコミュニケーションに慣れているようなところが多いと思われます。

 

弊社のエンジニアにおきましても、コミュニケーションは問題ないとはいえ、初対面の相手様や性別や年代によって使われる言葉が多少異なるため、少し慣れるまでに時間がかかることもあります。

 

ただ、多くの受け入れ企業様に見受けられますのは、彼らとの共通言語を見つけようとする姿勢がおありかと思います。日本人同士のような意思疎通を期待するのは少々困難かと思いますので、彼らの言わんとすることを理解する姿勢を見せていただけるだけで大きく変わってくると思います。

 

今は、そのうな受け入れ先企業様が上手くいっているように見えます。

 

これからどのような企業さんに株式会社 Microbitをご利用していきたいですか?

今後は、インドと日本の将来を見据えて、お互いがどのように進化していくかといったことを一緒に考えられるような形をつくっていきたいと思います。

 

私たちとしても、より一層の日本語力を高めることと彼らのポテンシャルを最大限に高めることがミッションの一つとしてありますが、彼らのキャリアを考えたときに、日本で培った技術を生かして共にインドで何か貢献できないかとか、インドへの進出の足掛かりになれないかなどを検討していきたいと思っています。

 

いずれにしましても、単に作業としてご支援させていただくのではなく、受け入れ先企業様の発展にお力添えできるような関係性を構築していきたいと考えています。

 

今後の株式会社 Microbitの展望と南インド人専門のIT技術者派遣の展望を教えてください。

南インドには、まだまだ多くの可能性を秘めた技術者がいます。彼らの潜在的な可能性を日本で開花させ経験を積んだ上で改めてインドで事業を展開するという方向性で考えています。

 

例えば、家業が農業の者も多く、日本の農業とITを活用した技術を学び、その企業様と共にインドで市場を切り開くといった展開に結び付けたいと思います。

 

また、水資源などの問題もそうですが、日本で学んだITの技術を持ってインド市場を席巻していける技術者を育てていきたいと考えています。

 

日本の企業様におかれましても、インドシフトを検討されている企業様も少なくありません。そういった企業様にマッチした技術者をより多く育成することが私たちの使命だと考えています。

 

技術者のキャリアを考えますと、日本に来る目的を明確化させたうえで日本でキャリアを積むようにしていく必要があります。場当たり的な人材育成ではなく、生涯キャリアを形成できる道筋をつくっていきたいですね。

 

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<プロフィール>

前田 知秀

人材育成課 シニアマネージャー

幼い時期から、よく将来何になりたいか?などと聞かれることや書かされることが

よくありましたが、その都度、何を書いて良いやらよく悩んだものでした。

周りが書いているような“プロ野球選手”や““パイロット”など、なりたくはないけど、

一応書いていました。そんな、少々ひねくれた少年期でした。

ただ、その想いは長く続きました。中学校を卒業する頃に早めに手に職をつけたいと

考え、寿司職人になりたいと両親を困らせました。ただ、両親には学が無かったため

とりあえず大学までは卒業しろと説得され、世間のレールどおりに生きてきました。


そこには、なぜ高校に行くのか?なぜ大学に行くのか?という裏付けとなる想いが

なかったために、単に卒業したという結果だけが残りました。


それこそが、自身のありたい姿を探し求める悶々とした旅の始まりでした。

大学卒業後も、やりたいことが明確になっておらず、なんとなく営業職に

就いてしまったのです。


もちろん、営業職に就けたおかげで、たくさんのお客様に出会え、

叱咤激励を受けながら育てていただけたので心から感謝しております。


しかし、心から自身が求めることは何かを、まだまだ探していることに

気づいていました。


それを解決するために、自分のアンテナに引っかかってくるものには、

すべてトライして来ました。

特に影響を受けてきたのが、大前研一氏・本田健氏・神田昌典氏です。


また、その頃、セールスプロモーションを専門にしている

ベンチャー企業に出会ったおかげで、体系的に企画やディレクションを

学ぶことができました。


私にとって、それまでは営業は単に経験でしか無かったため、

体系的に学ぶことで、新入社員などに教えることができるようになりました。


仕事として身についたことと言えば、

このセールスプロモーションの技法が身についたということになります。


プライベートにおいては、社会人になってからというもの、これといって趣味が

見つからず、家と会社の往復といった感じのライフスタイルでした。


お酒やたまのゴルフ、釣り、野球などはありましたが、

長く続けられるものと出会えませんでした。三日坊主とも言いますが。。


そんな折、自転車というキーワードが頭の中に入って来たのです。

たまたま、訪問したお客様宅で、ロードバイクが飾られていて、

部屋には、ツールド・フランスが映っていたのです。


そのカッコよさとレースの激しさに魅了され、自転車を趣味にしたいと思ったのです。

それからの人生は、本当に自転車一色に変わっていきました。


自身のありたい姿を見つけたときの感覚が忘れられず、

自分のライフスタイルを追求するようになりました。


それから、自分らしい人生を送りたいと思うようになったのです。

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著者 アドミン

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