今回は、2020年6月30日(火)に開催した無料オンラインセミナー「アフターコロナ本格到来!今からおさえるべき日本の外国人材支援サービスの最新トレンド」のまとめを紹介します。
本セミナーでは、東京入国管理局の窓口で現場責任者を務めた後、現在ビザ取得サービス one visaを運営しておられる、株式会社one visaの代表取締役 CEO の岡村アルベルト様と、弊社代表の廣瀬義憲が、外国人材業界に携わる一員として外国人材支援サービスの最新トレンドをお送りしました。
プログラム内容は以下の通りとなっております。
▼プログラム内容
パネルセッション「アフターコロナ本格到来!今からおさえるべき日本の外国人材支援サービスの最新トレンド」
1.コロナ渦を経て、外国人材業界の今後の動向
2.アフターコロナを見据えて、企業がケアできることとは?
3.現在の外国人材支援サービスのトレンドとは?
株式会社one visa紹介記事
【241 番の記事が挿入されます】
コロナ渦を経て、外国人材業界の今後の動向
現在コロナの影響で、大手企業に集中していた優秀人材が求人減少により市場にあふれている現象が発生しています。
廣瀬:優秀な人材が市場に溢れている一方で、外国人材の需要は減らないと予想してます。
こうした中で、単純労働から即戦力(スキルベース)の需要が増えています。
廣瀬:外国人が仕事を探している印象はありますね。
岡村:通常だと紹介フィー120万の外国人材が、働き手を求めて会社のHP(ホームページ)に直接声をかけてくる現象も発生している。ちなみにコロナにおける今の状況はいつまで続くと予想していますか?
廣瀬:来年の春頃まで今の状況は続くと予想しています。
岡村:そうなれば、企業はコロナに持ちこたえることが可能な組織を作る必要がありますね。そうした中で、企業は外国人を採用するべきでしょうか?
廣瀬:まずは一人でもいいので採用してみるのをおすすめしています。理由としては、先ほど申し上げた通り、優秀な外国人材が市場に溢れていることと、今が外国人と働く絶好の機会だと思っています。
これまで外国人と働いたことがなかった企業も、外国人と働くことを経験として得ることができ、さらに通常よりも時間をかけて外国人を雇うことができるのではないでしょうか?
アフターコロナを見据えて企業がケアできることは?
1.評価制度をグローバルスタンダードへ
岡村:企業は自社内で外国人籍がキャリアパスできる環境設計を行う必要がありますね。
廣瀬:そうですね。外国籍の方々は何が評価されるのか、その人が優秀であればあるほど知りたがる傾向にあります。
岡村:そうだと思います。
廣瀬:そうした中、評価制度に成功している企業もいくつか聞きますね。dnusでも、今後外国人採用を成功している企業の紹介などを行っていく予定です。
2.改めて利用している支援サービスの見直し、棚卸し
採用企業は、外国人支援企業を選ぶ際に、各サービスに特化した企業を選択するべきです。
また、人材紹介の会社を選ぶ際には、紹介免許を持っているか大前提として調べる必要があります。
各外国人材紹介企業がどの人材に強いか知るだけでなく、外国人労働者の業種、国籍、日本語レベルなどを調べると、より自社にあった採用支援企業とつながることができます。
3.外国籍人材の採用こそ、リファラル
岡村:自分のこれまでの経験上、自分の信頼している知り合いの方からおすすめの企業を紹介されることが多かったです。
廣瀬:リファラルはおすすめです。外国籍の方は複数のコミュニティに属している場合が多いです。リファラルの求人に行っている外国人は多い印象です。
岡村:実はワンビザもリファラルが多いです。特にエンジニアが多く、優秀な方の周りの人もリファラルが多いですね。
廣瀬:ただ、外国人が働ける土壌が整備されていない場合は、外国人コミュニティに悪い噂が広まってしまう可能性があるので、注意しながら採用する必要がありますね。
【質問】
採用企業が一人目の外国人労働者の人材ケアで気を付けなければいけないことは何ですか?
廣瀬:大前提としては、採用予定の外国人籍の方が日本で働いたことがあるか、ないかを確認してください。
もし経験がない場合は、会社の日本人全員が外国人籍をケアできる環境を整えなければいけません。例えば外国人籍の方の銀行口座の開設、ひとり暮らしなどをサポートできるようにする。などです。
岡村:そうですね。外国人籍を雇う際の最初のケアで、彼らに話しかけることはとても大切です。話しかけて、彼らの悩みや知って欲しいことなどを把握します。
廣瀬:コミュニケーションに成功している企業の事例でいうと、その国の言語でコミュニケーションを取るのがいいと聞きました。例えば「おはよう」「ありがとう」など、単語レベルでも大丈夫です。
岡村:確かに分かります。外国人籍の方がその国の言葉で「ありがとう」と言われるだけで頑張ろうと思えたりしますもんね。
現在の外国人支援サービスのトレンドとは?
上の図は、2019年度版の外国人支援企業カオスマップと2020年上半期版の外国人支援企業カオスマップの比較となっています。
外国人採用支援企業カオスマップの詳細はこちら
【208 番の記事が挿入されます】
ポイントは
・dnusサイトの流入、資料請求数は直近増加傾向
・新規参入の企業数が増加(特に人材採用・受入れ支援)
・外国人採用では、採用・ビザ・受入/定着支援がポイント
となっています。
岡村:これだけ外国人支援企業が増えていますが、何を軸に選べばいいのでしょうか?
廣瀬:これは、2つの視点があると思っていて、①外国人から見た会社と②人事から見た紹介会社に分けられることができると思います。
外国人と人事の目線はそれぞれ違うと思うので、dnusでは、将来各目線から口コミが分かるようなサービスを提供したいと思っております。一目で評判のいい所と悪い所が分かるため、企業選びの際に参考になるのではないかと思います。
岡村:廣瀬さんが聞いたおすすめの企業はありますか?
廣瀬:例えばですと、ゴーウェルさんはアジア人の方からの評判がいいと聞きました。また、採用企業側の方からはリンクジャパンキャリアさんがおすすめと聞きました。
さらに、技人国(技術・人文知識・国際業務)や特定技能でいうと、ORJさん、外国人の定着支援ではトッパントラベルサービスさんをよく聞きますね。
廣瀬:ただ、採用企業は、自社できちんと内部設計をしてから外部の支援企業に依頼するべきですね。
岡村:そうですね。支援企業に全て依頼すると、どうしても費用が積み重なってしまうので、自社でできる所までやるのがいいと思います。
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いかがでしたでしょうか?
今回は、無料オンラインセミナー「アフターコロナ本格到来!今からおさえるべき日本の外国人材支援サービスの最新トレンド」のまとめ内容について紹介しました。
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