Simカードとは
旅行などで国内に滞在するの方々も、もちろんスマートフォンを使うことが多いと思います。初めて日本にくるというときには、土地勘もないのでマップを使えると自分の位置や目的地もあり、とても便利です。
ただし、スマートフォンでインターネットに接続するためには、Wi-Fiに接続するかデータ通信を行う必要があります。例えば、フリーWi-Fiスポットを使えばWi-Fiを使えますが、それは少々面倒です。
そこであると便利なのがSimカードです。Simカードがあればどこでもデータ通信が可能になるため、海外で使っているスマートフォンをそのままどこでもいつもどおりに使えるようになります。
とはいえ、どのSimカードを使えばいいのかがわからないと思いますので、今回はおすすめのSimカードをご紹介します。
おすすめのsimカード
■JP SMART SIM
JP SMART SIMがあれば、日本でも電話番号を持てる、銀行口座や印鑑が不要、契約期間の拘束がないというメリットがあるプロバイダーです。
コンビニ支払いが可能であるため、クレジットカードや銀行口座がなくても、解説できるというのは、嬉しいポイントですね。また、申し込みはパスポートか在留カードがあれば1分で申し込みが可能ととても手軽に申し込めます。契約期間も3GBで8日間1980円、3.5GBで16日間2480円、4GBで31日2980円、5GBで91日間5480円と複数用意されてますし、解約金もないため、滞在期間が短い方でも安心です。さらに嬉しいのは初月の基本料金が無料というポイントですね。他のプロバイダーより高いわけではないのに、初月の基本料金が無料とコストを抑えることが可能です。
もちろん、サポートも充実しており、英語だけでなくベトナム語や中国語も対応しているため、アジア圏の方でも安心して利用可能です。
クレジットカードなどで先に支払いをしていれば、滞在先の住所で最短で到着したその日にSimカードを受け取ることができ、即日利用可能です。
急に帰国しないといけなくなっても違約金がかからないなど、安心して使えるプロバイダーになるため、おすすめです。
■Mobal
Mobalは日本に住んでいると馴染みがないと思いますが、海外からの日本旅行者に最もよく知られているSIMカードプロバイダーです。
30日、60日、90日以上の複数期間を選ぶことができ、 「データのみ」と「データ+通話」の2つのプランから選ぶことができます。データを使い切ったら追加でトップアップも可能であるため、スマホを使いすぎて使えなくなる心配もいりません。また、心配な方向けにデータ無制限のプランもあります。日本の電話番号による通話やSMSの機能が必要な人は通話付きのプランを選べますし、インスタグラムやメッセンジャーだけで事足りる人ならテータのみのプランで十分です。特にデータ上限を気にせず使いたい人、インスタグラムなどのSNSやYouTubeで動画をたくさん観たい人などには、Mobalのアンリミテッド・データのプランがおすすめです。
海外からの旅行者から人気の理由として、英語のカスタマーサポートが充実しているということもあります。日本語が全然わからないという方でも全く問題なく契約をすることができます。
日本の大手プロバイダー(ソフトバンク)のネットワークを使えるプロバイダーなので、電波が通らないということもないですし、iPhone、アンドロイド両方に対応しています。
更に、無料でSIMカードを世界中に配送しているということも、嬉しいポイントですね。
Mobalを使うデメリットとしては、1番短いプラン30日間であったり、日割りのプランがないことです。短期滞在でデータだけを使う人なら30日間の期限で3GBのプランを使えば、3490円と安価で使うことができます。
MobalのSIMカードを受け取る方法は2つあります。世界中に無料配送をしてもらえるため、事前にオンラインでオーダーし、自宅まで郵送してもらう方法。または日本の主要空港かシンガポールでピックアップするかになります。
■Sakura Mobile
Mobalと同じくらい人気のプロバイダーになります。Sakura MobileはMobalと違って、最短3日(3GB、3650円)という短期間から利用できます。
プリペイドとポストペイドの2パターンが用意されており、プリペイドは「データのみ」だけで、ポストペイドは「データのみ」(月1980円~)と「データ+通話」(月2980円~)のプランがあります。もちろん、Mobalと同じようにデータを使い切ったら追加でトップアップも可能です。対応機種としてはiPhone、アンドロイドはもちろん、ブラックベリーに対応しています。Sakura Mobileは日本の最大手プロバイダー(NTTドコモ)のネットワークになるため、繋がらないことはありません。また、SIMカードを世界中に配送もしてもらえます。もちろん、英語のカスタマーサポートも充実してますよ。
3日~90日と日数に応じて料金が変わるため、30日未満の滞在でも日数に合わせてSIMカードを使えます。
3GBのデータのみのプランで30日分にすると5000円になってしまうため、この場合はMobalの方が安くなってしまいます。
Sakura Mobileは、事前にオンラインで申し込んで購入し、自宅などへ郵送で受け取ることができます。また、日本の空港でも受け取りが可能ですが、受け取れる空港は現在のところ7空港になるため、行き先で受け取れるのか確認しておくと安心です。
■Klook
短期間の滞在でスマホの通信料を減らしたいという方にはおすすめのプロバイダーです。
英語だけでなく中国語のサポートがあるため、先述の2プロバイダーよりも幅広い方が使いやすいのではないでしょうか。
Klookの魅力はなんといっても、最短6日(1GB、1050円)、8日(4GB、2500円)とかなり安価になっているという点です。また、SIMはナノSIMかマイクロSIMの2種類から選べるようになっています。ネットワークはNTTドコモと通信も問題なしです。
実際、サポートやSIMカード受け取りなどの利便性ではMobalやSakura Mobileが優勢ではありますが、料金面がかなり魅力的ですね。
Klookは、東京、大阪、北海道、名古屋、沖縄の空港で受け取ることができるため、この5都市から日本に入る旅行者には何も不便はありませんが、配送はないため注意が必要です。
■LINEモバイル
LINEが提供する格安SIMカードです。特徴としては、「LINE」アプリや、Facebook、TwitterなどのSNS利用時に発生する通信料が一切かからない「カウントフリー」機能があるという点です。料金プランは複数あり、「LINEフリープラン(1GB)」「コミュニケーションフリープラン(3GB、5GB、7GB、10GB)」「MUSIC+プラン(3GB、5GB、7GB、10GB)」の9種類となっています。「LINEフリープラン」は、データ通信専用SIMになりますが、月額540円からとなっており、LINE利用分の通信料が無料になります。そのため、音声通話をあまり利用せず、「LINE」を使ったコミュニケーション機会が多い方におすすめです。また、「コミュニケーションフリープラン」は、LINEに加え、Facebook、Instagram 、Twitter利用分の通信料も無料になるので、SNSを多く利用する方にはこちらのプランがおすすめです。利用料金の支払いはクレジットカード以外にも、LINE Pay、LINE Payカードでの支払いも可能となっており、日本で発行したクレジットカードを持っていない方でも契約できるというメリットがあります。
■楽天モバイル
楽天のグループ会社である楽天コミュニケーションズ格安SIMカードです。楽天モバイルも月々の利用料金の安くなっており、長期滞在をする人にはおすすめです。通信データ容量によってプランが用意されており「ベーシックプラン」「3.1GBプラン」「5GBプラン」「10GBプラン」「20GBプラン」「30GBプラン」など6種類になっています。「3.1GBプラン」は、他のプロバイダーの3GBプランと料金があんまり変わりませんが、通信できるデータ容量は0.1GB(100MB)が多いので、コストパフォーマンスが良いです。また、余った通信データ容量は、翌月に繰り越す事も可能となっています。さらに、格安SIMカードの利用開始月(契約1ヵ月目)は全プラン月額料金が無料ととても魅力的になっています。スマホ料金を節約したい方には、とてもおすすめになっています。
■IIJmio
「格安SIMアワード2015」で総合満足度第1位を受賞したプロバイダーです。信頼性の高さはもちろんですが、格安SIMカードの中でトップクラスのシェアを占めています。シェアを占めているということもあり、通信速度も安定しています。料金プランは「ミニマムスタートプラン(3GB)」「ライトスタートプラン(6GB)」「ファミリーシェアプラン(12GB)」の3種類になっています。また、楽天モバイルと同じく当月余った通信データ容量を翌月に繰り越す事も可能です。さらに、通信速度が低速時に、はじめの一定量は高速通信で読み込む「バースト機能」が利用でき、テキスト中心のデータ容量の軽いページであれば、通信速度に制限がかかっていてもストレスなく閲覧できるというメリットもあります。外国人向けの格安SIMカード購入説明ページが用意されているということも嬉しいポイントです。
simカードの入手方法
初めての日本滞在なら、事前にオンラインでSIMカードを調達しておくのが安心ですが、到着後にSIMカードを選んで購入するということももちろん可能です。
東京や大阪などの都市圏にあるヨドバシカメラやビックカメラなどの大手家電量販店なら、英語に対応できるスタッフがおり、外国人旅行者向けのSIMカードを取り扱っているところも少なくありません。
世界中に配送可能なSimカードを選ぶのであれば、事前に受け取り、配送不可のSimカードを選ぶのであれば、大手家電量販店で購入をしましょう。
フリーWi-Fiとの違い
節約や契約の面倒くささからフリーWi-Fiに頼るという方もいますが、日本国内だとフリーWi-Fiはまだまだ浸透していません。たとえ数日間の短期滞在であっても、外出時にどこでも繋がるスマホを持っておくと便利です。緊急時の連絡などにも使えるようにすると安全でしょう。
もちろん、スマホをほとんど使わない、日本語が話せる、などでフリーWi-Fiで大丈夫かどうかは人によりますが、安全のためにもSimカードを契約するといいと思います。
ポケットWi-Fiとの違い
日本でスマートフォンを使う方法はSIMカードだけではありません。
通話やSMSを利用せずインターネットだけ使えればいいのであれば、ポケットWi-Fiを利用するという手もあります。ポケットWi-Fiはポケットに入れて持ち運べるポータブルのWi-Fiルーターになるため、荷物がかさばるということもありません。
ポータブルWi-Fiの良い点は、スマートフォンだけでなくノートパソコンやタブレットなど、Wi-Fiに接続できるあらゆる端末でインターネットを共有できることです。
自分の国のプロバイダーからWi-Fiルーターをレンタルして、帰国後に返却する方法や、オンラインで日本のプロバイダーに予約し、空港で受け取る方法などがあります。
Ninja WiFiやFox WiFi、eConnect、Wi-Ho!などのサービスが、海外からの日本旅行者向けによく知られているため、おすすめです。
まとめ
日本でスマートフォンを使う際にあると便利なSimカード。今回はおすすめのプロバイダーを複数紹介しました。プロバイダーによって、プランの種類や契約期間も違いますので、滞在期間やどのくらいデータ通信を行うかに合わせて選んで快適な日本生活をしてください。
外国人の雇用・定着・活躍について相談したい企業様へ
御社の外国人雇用・定着・活躍に関する悩みや課題を解決します。
様々な相談に答えてきたdnus専属のコンシェルジュが厳選した外国人支援企業をご紹介いたします。
この様なお悩みを持つ企業様は、ぜひ弊社の外国人活用の無料相談窓口をご活用ください。
・外国人を初めて雇用しようと思うのですが、弊社にあった人材サービスを紹介してほしいです!
・ビザ申請やビザ更新を行政書士にお願いしたいのですが、弊社の近くでおすすめの先生はいますか?
・外国人社員の育成として日本語教育ツールを導入したいのですが、弊社に適したサービスはありますか?
・外国人従業員が賃貸契約できずに困っています!社内で対応できる人がいないので、助けてほしいです!
・外国人社員と日本人社員の間に言語の壁があり、業務が円滑に進みません。どうすれば良いですか?
外国人活用の無料相談窓口はこちら
0コメント