外国人労働者の求人方法
外国労働者を求人するには、複数の方法があります。まず、挙げられるのがハローワークです。中でも外国人雇用サービスセンターでは、日本で就職を希望している留学生や転職を機能している人たちを支援しています。アドバイザーを通じて、マッチングをします。ハローワークのメリットは、コストがかからないことがあげられます。
外国人雇用サービスセンターは、日本に東京と、大阪、名古屋にあり、WEBサイトには、英語、中国語、ポルトガル語、スペイン語があるのでこれらの言語を話せる求職者を見つけることができる可能性があります。またサービスセンターでは、外国人労働者を採用する企業に対して、必要な書類や手続き、採用時に注意する点などセミナーを行ってくれるので、初めて外国人を採用する企業としても安心です。
以下の様に、外国人を採用する促進セミナーなど様々な情報を提供をしてくれているのです。
厚生労働省では、「外国人雇用対策に関する実態調査事業」(株式会社中外に委託)を実施し、「高度外国人材にとって魅力ある就労環境を整備するために~雇用管理改善に役立つ好事例集~」を作成いたしました。
政府としては、日本の経済社会の活性化の観点から専門的・技術的分野の外国人材(以下「高度外国人材」という)の受入れを積極的に推進しているところですが、企業においても、グローバル化が進展する経済社会に対応するため、高度外国人材を確保することは、経営戦略上も重要な視点となっています。
そこで、厚生労働省としても、高度外国人材をさらに積極的に受け入れていくためには、高度外国人材にとって魅力的な就労環境等を整備していく必要があると考えており、その中で、企業における高度外国人材の雇用管理改善に関する取組を支援するため、好事例集を取りまとめ、3月13日(火)に大阪、3月14日(水)に名古屋、3月16日(金)に東京で開催された「高度外国人材活用促進セミナー」において配布しました。
引用 厚生労働省
外国人専用の求人誌や、新聞に掲示する方法もあります。求人内容を見て連絡をしてくるので、あとは全て企業側が行う必要があります。ハローワークに比べて幅広く求人することができますが、掲示する分費用がかかります。また企業側に対して、求人広告に関して以外のサポートはほとんどありません。
このほかにも、民間の求人サイトを利用することができます。それぞれ会社によって、サービスはまちまちで費用体型もそれぞれ異なります。基本的には、求職者探し、マッチング、面接までのフォローなど全て行ってくれるサービスが多いです。求人掲載費用が必要なサービス、成約して始めて費用が発生する場合など様々です。
外国人労働者を求人サイトで募集するメリットとデメリット
2-1.メリット
必要な業種、職種内容、話せる言語など企業の求める人材を探すことができます。サービスにもよりますが、登録している求職者も多く、人材をマッチングしてくれます。また企業側にとって、外国人労働者を採用するための注意点などフォローをしてくれるサービスもあります。
現在の登録者情報や、応募情報などわかりやすいサイトを用意しているサービスも多く、一番手間がかからないのが求人サイトを使う方法です。
2-2.デメリット
デメリットは、数多くある求人サイトによって、サービスに差が大きいため信頼できるサービスを選ぶ必要がある点と、他のハローワークや求人誌に比べて価格が高くなります。しかし採用コストとして考えると、いずれにしてもコストは必要であり、少しでも無駄な費用は抑えたいものです。そこで求人サイトを利用することで、ミスマッチングなどの無駄な費用を抑えることができるのです。
外国人労働者を探すのにおすすめ求人サイト
それでは、数多く存在する求人サイトのなかでもおすすめの10サイトの特徴をご紹介します。
3-1.キャリアクロス
掲載費用 |
初期費用450,000円 |
成果報酬 |
0円 |
運営会社 |
運営会社 : 株式会社シー・シー・コンサルティング |
・特徴
日本最大級のバイリンガルのための転職サイトです。毎月2,000人の登録者がおり、25万人以上の求職者が登録しています。また継続利用する企業が多く、一度採用をすると、70%の企業がそのまま続けて利用をしている実績があります。マッチングをいち早くするために、新着レジュメの通知や、閲覧した求職者を見ることができる足跡機能があることでも知られます。
3-2.Daijob.com
掲載費用 |
280,000円(1か月あたり) |
成果報酬 |
なし |
運営会社 |
ヒューマングローバルタレント株式会社 |
・特徴
外食系の転職サイトとしては1998年に開始した日本で初であり、これまで3,270社以上の採用実績がります。中国語サイトがあり、多くの中国の人材を集めることができる他、海外27か国の人材を集めることができます。他にも外国人留学生向けのCarrer Start in Japanを運営しており、外国人労働者の新卒者を採用することもできます。
3-3.GaijinPot Jobs
掲載費用 |
0円 |
成果報酬 |
0円 |
運営会社 |
株式会社ジープラス・メディア |
・特徴
登録をしている求職者は、アメリカ、ヨーロッパが半分と欧米人の比率が高いため、英語のできる欧米人を求めている場合はおすすめできるサービスです。8,000社以上と採用実績があるため安心して任せることができます。年齢層は25歳~34歳とある程度の社会人経験者がほとんどであり、80%は日本在住者と利用する企業にとっては手間がかからないサービスです。
3-4.Japan Carrer
掲載費用 |
記載なし |
成果報酬 |
記載なし |
運営会社 |
ソルバーネットワーク株式会社 |
・特徴
日本での外国人転職サイトとしては、パイオニア的存在のサービスです。現在の面接状況や申し込み状況などが、企業ページで確認をすることができ管理が簡単にできるサービスです。また転職者だけでなく、第二新卒の情報をみることもでき、中には日本で就業していた求職者、また日本の大学をでている求職者も登録をしています。申し込みを待つこともできますし、企業側からスカウトメールを送ることもできます。
外国人労働者を雇うためのノウハウをもっているため、選考の仕方や必要な書類など全てアドバイスしてくれるので安心です。日本語サイトと英語サイトがあるため、英語が母国語の求職者も多くなっていることも特徴の一つです。
3-5.ゴーウェル
掲載費用 |
記載なし |
成果報酬 |
記載なし |
運営会社 |
ゴーウェル株式会社 |
・特徴
中国、韓国の他に東南アジアの言葉を話す人が対象となる求人を主に扱う会社です。ネパールやミャンマー、タガログなど、7か国語に対応しており他にないような言語を扱う特徴もあります。生産管理などの工場系の他に通訳、翻訳また販売業などのサービス業の仕事も多く扱います。
3-6.Hiwork
掲載費用 |
有料コースは150,000円(1か月あたり) |
成果報酬 |
無料コースのみ、年収の30%~35% |
運営会社 |
株式会社ビーコス |
・特徴
日本での就職をする時のノウハウや、手続きなどの情報が豊富に記載されているため、求職者はある程度の日本の情報を仕入れた人が多くなっています。求職者が細かい条件を検索することが出来る他、企業の担当者は直接スカウトメールを送ることも可能となっています。
3-7.外国人求人ネットエース
掲載費用 |
120,000円(1か月あたり) |
成果報酬 |
0円 |
運営会社 |
株式会社 翼インターナショナル |
・特徴
91か国6万人以上の求職者が集まっており、日本語資格をもった登録者も大勢いることが特徴です。また登録者のうち、9割が大学や大学院をでており、中には日系企業での就業経験がある求職者もいるため、言葉や文化の違いで苦労することが少なくなります。
3-8.Cappuccino.com
掲載費用 |
50,000円(1か月あたり) |
成果報酬 |
0円 |
運営会社 |
バークレイグローバルコンサルティング&インターネット株式会社 |
・特徴
一か月あたりの掲載費用である50,000円以外は費用がかからず、費用対効果のあるサービスといえます。扱っている業務はITエンジニアや海外営業がメインとなっており、これらを求めている求職者が多くなっています。英語以外に中国語やミャンマー語に対応しているため、中国やミャンマーからの人材を集めることができます。特に中国語のできる人材を求めている企業におすすめできるサービスです。
3-9.IZANAU
掲載費用 |
0円 |
成果報酬 |
0円 |
運営会社 |
株式会社アクティブメ―ミングメディア |
・特徴
3つのプランがあり、掲載から手続き、雇用までを全てサービスを利用しない場合はコストはかかりません。また人材は自社で探してきて、あとはIZANAUに任せるプラン、全てをIZANAUに任せるプランがあります。休職者とのマッチングだけでなく、外国人を雇うためのノウハウ、外国人と共存していくためのノウハウなど様々なことを学ぶことができるサービスです。
3-10.Nippon仕事.com
掲載費用 |
0円 |
成果報酬 |
3,000,000円 |
運営会社 |
株式会社グッドマンサービス |
・特徴
完全な成果報酬型となっており、採用がなければコストが1円もかかりません。求人広告や面接のセッティングなどは全てこのサービスがおこなってくれるため、採用コストが無駄になることがありません。
外国人労働者の求人サイトまとめ
外国人を採用するためには、様々な方法で求人をすることができます。それぞれにメリットがあるためうまく組み合わせて利用するが最も効果的でしょう。しかし最終的には、企業にとって必要なサービスの揃っている求人サイトがおすすめです。多くの求人サイトがあるので、それぞれの特徴をよく理解して利用することが大切です。上記に説明した求人サイトを参考にしていただけたら幸いです。
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