こちらは、成功と失敗の実例から学ぶサービス業向け外国人セミナーの後編の記事になります。
＊株式会社JapanWorkのより詳細なサービスはこちらからダウンロード。
チャットによって、外国人労働者への仕事紹介を最適化
みなさんはじめまして。
株式会社JapanWorkの鈴木と申します。
本日は、外国人採用を始めるべき理由と注意点等テーマでプレゼンテーションをさせていただきます。
本日はよろしくお願い致します。
まず、私の自己紹介なのですが、元外国人の友人の仕事探しを手助けしたいという思いで起業しました。
そこから、ITの力をつかって、外国人の採用サービスでNO1になりたいと思って事業を行なっております。
現在、外国人の求職者と企業をマッチングする事業を行なっています。
サービスの特徴は、求人媒体ではなく、チャットのやりとりを通じて、外国人の求職者とマッチングできることです。
弊社サービスの１つ事例を紹介します。
外国人の方が、「いざ、面接に行こう！」と思った時に、「道がわからない」「駅の何番出口か出ればわからない」「どの建物なのか？」などの問題が発生します。
そんな時に、弊社サービスは気軽にチャットで相談に乗ることができます。
このような、外国人求職者の「わからない」をチャットでサポートし、
仕事探しにおいて、常に外国人に寄り添うチャットアシスタントサービスを展開しています。
業種と致しましては、ホテルの清掃業、食品工場のライン作業などの
日本語能力が必要ではない、外国籍の方でも働きやすい業種をメインで扱っています。
現在弊社のFBページには15万いいねが集まっており、非常に多くのユーザーを抱えています。
また、他の求人系サービスと違って、チャットを通じて、適切な方を1/10に絞ってご紹介しています。
ビザの選別や週何回働けるのか？土日も入れのか？家から近いのか？など
細かい条件を聞いて、ご紹介しているのが特徴です。
外国人の方だと、よく求人情報を見ないで応募する人もいるので、
弊社がフィルタリングし、適切なマッチングを生み出しています。
応募者を対応するコストもなく、日程調整も行う効率の良いサービスとなっています。
外国人採用でよく発生する3つの課題
次に、弊社のクライアント様などが、どのような課題に対して悩んでいるのか？を紹介します。
大きく、採用前と採用後に分けて話します。
悩みは主に３つありまして、
1つ目が、求人条件のミスマッチ
2つ目が、面接のキャンセル
3つ目が、教育体制とコミュニケーション
に分けることが出来ます。
よりリアルなお金の話を求人条件に盛り込み、ミスマッチを防ぐ
まず、１つ目が求人条件のミスマッチです。
応募条件とのミスマッチがある場合、離職率が高くなってしまいます。
例えばですが、外国籍の方の中には「お金を稼ぎたい！」という想いが強い人もいます。
その場合、「交通費は出るのか？」「一部支給とは、どれくらいでるのか？」「社会保険に入れるか？」など具体的な条件が非常に大切になってきます。
弊社は、1日1000人程度と方と毎日やりとりしているため、
このような、日本で働きたい外国人労働者の方の様々なニーズを知ることが出来ています。
タウンワークの条件面よりも詳しく書くことによって、応募前にミスマッチをなくすのが大切です。
「研修の時期、期間」や「仕事の内容」など
できれば、面接の時に、英語に翻訳することによって、よりミスマッチを防ぐことができます。
応募から2日以内のアクションで面接のキャンセルを減らす
2つ目は、面接のキャンセルが多く発生してしまうことです。
文化の違いもあり、約束を守る文化が薄い国籍の方もいらっしゃいます。
その他にも、「電話で聞き取れない」「面接に遅れた時に、どうやって伝えればいいかわからない」などの理由により、面接のキャンセルが発生してしまいます。
では、どのように対策すれば良いでしょうか？
１つめは、「電話の時は、ゆっくり話す」ことが大切です。
そして、敬語ではなく、できるだけ簡単な日本語を使ってください。
また、特に大事なのが、復唱してもらうことです。
復唱してもらうことで、理解できているか、どうかがわかります。
弊社のデータとして、応募から2日以内に面接をすると、面接への参加率が高いです。
理由としては、仕事を探す上で、複数同時に応募しているので、2日以上経ってしまうと違う応募へ行ってしまったり、スケジュールを忘れてしまうからです。
そのため、できるだけ2日以内にアクションすることを心がけるとより高い成果を得ることができます。
同じ国籍の人を採用し、安心して働く環境整備が定着の鍵
最後は、教育体制とコミュニケーションの部分の話になります。
「採用したけど、すぐに辞めてしまう」という課題を抱えている企業様も多いのではないでしょうか？
退職理由としましては、
・現場に日本人かしかいなくて、相談できない、コミュニケーションが上手くいかない
・求人情報と話が違う
・連絡が取れなくて、不安でやめてしまう
などがあります。
コミュニケーションが上手くいかないと、辞めてしまう人は増えます。
ただ、初めての外国人採用だと、「どうやってコミュニケーションをしたらいいかがわからない」のが正直なところだと思います。
上手くいっている企業の特徴としましては、複数人同じ国籍の外国人を採用して、グループを作成しています。
このように、安心感を与える手法が１番うまくいっています。
1番日本語ができる子をリーダーにし、その人経由で指示を出すような組織をつくると良いです。
同じ国籍の人を同時に採用することによって、同じ国籍同士で悩み相談ができます。
日本人でも、海外で外国人の中に１人日本人だと精神的にもストレスですよね。
なので、そういった環境をつくるのが１番成功しています。
外国人採用のハードルはあるが、それが今後の時代の競争力となる
最後に簡単にまとめになりますが、外国人採用は導入ハードルが一定あると思います。
しかし、１度導入して、外国の方との協力体制がつくれると、この人手不足の中で、ビジネスの競争力となり武器になります。
外国籍の方の受け入れの鍵になるのは、管理層、リーダー層に外国籍の方を迎え入れることによって、外国人の方が働きやすいように安心の環境をつくることです。
特に、弊社サービス業での外国人採用に実績があり、マッチングに強みがありますので、
もし、サービス業で採用を進めたい企業様がいらしたら、お声がけいただければと思います。
本日は、ご静聴ありがとうございました。
＊セミナーで文字起こしされなかった、より具体的なサービスの詳細はこちらからダウンロードできます。
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