【IT人材が足りない…】原因と今後の対策を徹底解説!

執筆者 5月 16, 2020ニュースコメント0件

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ここ数年でビッグデータやAIといった新技術が誕生し、IT技術が急成長を遂げています。

しかし同時に、IT人材不足が顕著になり、2020年現在では36.9万人、2030年には78.9万人不足すると言われています。

今回は、「IT人材の確保が難しい」という問題について、原因から対策までをデータに基づいて解説していきます!

IT人材不足が顕著になった4つの理由

そもそもなぜIT人材はこれほどまで不足するのでしょうか?その理由は4つあります。

理由1:市場規模の成長

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(経済産業省および総務省の調査を元にdnusが作成)

実際、国内民間企業のIT市場規模を見てみると、2020年度は前年度比1.6%増の12兆9,840億円でした。

2014年と2020年を比較するとたったの6年で約115%も成長したことになります。

このIT市場の急成長に、人材の育成・供給が間に合わないという事態が起こっています。

理由2:役割の変化

これまで、ITの役割は業務の効率化やコスト削減が主な目的でした。そのため、システム開発を行う企業は「課題解決型」の業務がほとんどでした。

しかし現在は、IT技術でビジネスを創出し、新しい価値を生み出すことが目的になりました。いわゆる「価値創造型」の人材が活躍する時代へと変化し、求められる人材が変わってきているのも、人手不足の要因の一つです。

理由3:培ったスキルが廃れるのが早い

IT業界の成長スピードは、他の業種と比較しても、圧倒的なスピードで進化しています。そのため日夜、新たな技術が開発され、それを用いた最先端のサービスが注目を集めています。

しかし、それはすなわち現在持っているスキルが、あっという間にアップデートされてしまうことを意味します。

このような業界事情もあり、IT業界では「35歳定年」とも言われています。

理由4:若者のIT業界に対するイメージが悪い

とりわけIT業界は、若者からはネガティブなイメージを持たれています。それは「きつい」「給料が安い」「帰れない」です。

このイメージが新たなエンジニアが増えない理由の一つになっています。

しかし、最近では「働き方改革」によりワーク・ライフバランスを保つ企業が増えてきているため、今後ネガティブなイメージは払拭されるのではないかとされています。

IT人材不足の現状

まずは、IT人材の需要と供給のギャップについて経済産業省が発表したデータを見ていきましょう。

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(経済産業省が発表した「- IT人材需給に関する調査 -」を元にdnusが作成)

経済産業省のデータから読み取れるように、2018年をから急激に人材の需要が高まり、市場規模の拡大とともにその数は年々増加傾向にあります。

もっと具体的に数字をみていくと、IT人材の需給ギャップは2030年には少なくとも16.4万人最大で約79万人に拡大する可能性があると試算されています。

つまり、IT人材の需要は今後確実に高まっていくとともに、人材不足はますます深刻さを増していくと予測されます。

今後必要とされるIT人材が変わる!?

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先に述べたように、現在求められているIT人材は変化しつつあります。その大きな要因として、ビッグデータ、AI、IoTロボットなど先端IT技術のサービス化が挙げられます。

ビッグデータ、AI、IoTロボットなど先端IT技術のサービス化

従来のIT人材は、プログラムが書けていれば問題ありませんでした。しかし、ビッグデータ、AI、IoTロボットといった最新技術では「ロジックを考える」という作業がメインになっています

これからのIT人材にはプログラムスキルだけでなく、数学的な思考でプロセスを組むことが求められるのです。

IT人材不足を解決する方法とは?

以上の点から、日本のIT業界がこれからもエンジニア不足に悩まされることは間違いありません。

また、この業界のみならず、少子高齢化で労働人口数自体が減少することも事実です。

そのため、この問題を解決するために、海外に目を向けてみることも一つの手段です。

ベトナム

ベトナムでは、若者の雇用を創出するためにIT教育に力が注がれています。

その影響もあり、毎年200社以上のスタートアップ企業が生まれています。

特にベトナムは2014年頃から日本企業の最大のオフショア開発先になるなど、日本との関係が深まってきています。

ベトナム人採用に関する詳しい情報はこちらの記事も併せてご覧ください。

【78 番の記事が挿入されます】

インド

インドといえば、エンジニアの数が世界最大の国です。その理由は、インドは安定を求める価値観にあり、エンジニアはその中でも安定したキャリアだと考えられているからです。

インドではここ10年で工科大学の数が1,500校から3,300校近くに急増しているため、高いスキルレベルを持った学生でさえも就活に苦しんでいる状況です。

そのため国内での就職先がないインド人のエンジニアを雇用するのも1つの方法です。

ヨーロッパ

ヨーロッパはITサービス輸出国としての躍進が目覚ましいです。特に、ブロックチェーンやゲーム開発などで競争力があり、製品を開発するスタートアップ企業も増えています。

起業も盛んでITシティ、ITパークも誕生しています。

IT人材についてのまとめ

日本国内の労働人口が減少し続けている一方で、IT市場は拡大し続けています。

そのため、IT企業は慢性的に人材不足に陥ることでしょう。

この問題を解決するためにも、海外に目を向けることも一つの解決策ではないでしょうか。

外国人採用に関する詳しい情報はこちらの記事も併せてご覧ください。

【45 番の記事が挿入されます】

著者 ビザマネメディア編集部

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