外国人を採用したい!しっかりとメリット・デリットを把握しましょう!

執筆者 6月 30, 2019ニュースコメント0件

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グローバル化が進んだ結果、外国人を採用する企業が増えています。しかし理由はそれだけではなく外国人を採用する背景として、少子化の時代であり若い働き手が日本に足りていない状況です。

【外国人採用メリット】メリットって?

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日本人にない発想で社内の活性化

世界大学ランキングを見ると、東大でさえもトップ10には入ってません。このことを考えると、日本国内にとらわれず、世界各国の優秀な大学から優秀な人材を集める事が大切となります。

 

また日本で暮らしていると、なかなか発想することのできない柔軟なアイディアがうかぶことがあります。日本と他の国との良い所をうまく組み合わせて、あらたな良い考えが生まれるかもしれません。

 

海外進出を考える企業にとってのメリット

今後海外進出を考えている企業にとっては、外国人労働者から様々な意見を聞いたり、人脈を活かすことができるかもしれません。例えば日本ではなかなか売れない商品でも、海外では売れることもあり、海外向けのビジネスの構築となるきっかけになる可能性があります。

 

また企業が海外に進出するには、それぞれの国の人々の考え方や感じ方を知る必要があります。そのためにも、会社内に様々な考え方の人がいた方がアイディアの質も向上します。

 

若い人材の確保

少子化の時代に若い人材を確保できることも、大きなメリットの一つです。採用市場は世界各国で異なっており、豊富な労働力がありながら、働き先が足りていない国も多くあるのです。またそういった国の若者にとって、日本は魅力的な国のひとつであることが多く高い意欲の人材確保をすることができるのです。

 

コミュニケーション能力が高くなる

外国では、自分の意見をはっきり言うことが必要とされる国が多いです。様々な国の労働者と仕事をすることで、コミュニケーション能力があがる可能性があります。

 

また文化の違いや難しい日本語など、外国人労働者に細かく説明をしないといけないケースも増えます。言葉の違う人達に教えることにより、相手への伝え方を考え直す良い機会になります。

 

インバウンド対策

毎年海外から日本へ旅行する観光客が増えています。サービス業を中心に、インバウンド対策として外国人を雇用するケースが増えています。外国人ならではの日本の魅力やニーズを把握することにより、ビジネスへつなげることができるのです。

 

【外国人採用メリット】デメリットは?

 

育ってきた文化や言葉が違うため、外国人とは難しいケースがあります。このことから様々な問題へとつながることがあります。

あいまいな表現によるミスコミュニケーション

日本では角が立たないような言い回しをしますが、外国ではしっかりと意見ができない人は評価されない傾向にあります。

 

文化の違い

文化の違いにより、考え方のすれ違いが起きることがあります。日本では謙遜することが必要とされますが、外国では謙遜の文化がないことが多いです。そのため、外国人労働者はきちんとした意見を言っているつもりでも、日本では嫌がられることがあります。

 

そのため、お互いの文化がわかりあえるような環境が職場に必要なのです。国によっては、家族が手術をする時は国に帰ったり、昼休憩は自宅に帰ったりと様々なのです。会社内だけではなく、取引先との関係にも影響がでることがあります。

 

日本人は、世界でも最も時間にきっちりしている人種だと言われています。電車やバスが1分遅れることなく運行している国は、他ではほとんど見ないのです。しかし日本人はこのような環境になれているため、外国人労働者に対してルーズすぎると感じてしまうことも多くなるでしょう。

 

したがって、外国人労働者には日本人が社会人として、またそれぞれの企業として求めるものを把握してもらう必要があります。しかし外国の方が進んでいることもあります。特に意見をはっきりというディスカッションは日本人は苦手とされます。

 

今後国際社会においてこのようなことでは世界に置いていかれるので、外国のぶんかの 良い所は尊重して吸収する必要があるのです。

 

日本の良い所は残しつつ、世界でも通用するような企業へと発展する良い機会にもつながるのです。

 

ビザなどによる書類トラブル

外国人労働者が日本で就労するためには、ビザなどを始め様々な手続きが必要となります。それらの書類が認められず、不法就労とみなされてしまうと雇い主側にも罰金などのペナルティーが発生するので注意が必要です。

【外国人採用のメリット】必要なこと

それでは外国人を採用するためには、どのようなことが必要なのでしょうか。

 

在留資格や入国管理法について

外国人労働者を雇うためには、在留資格や入国管理法を理解する必要があります。

 

社員の理解を得る

文化も言葉も違う外国人とコミュニケーションをするためには、現在の社員の理解を得ることが大切です。

 

募集方法

・ハローワーク

ハローワークには、求人を探している外国人の方も登録します。東京外国人雇用サービスセンターでは、各地の外国人向けの求人情報を見ることができるため、最寄りのハローワークに求人登録をしておけば、連絡があることがあります。

 

求人を探している人は、言語や資格、経験などで検索をすることができます。

 

母国語でのマニュアルや研修メニュー

外国人がスムーズに業務をこなすためには、母国語のマニュアルや研修メニューが必要となります。流暢に日本語を話す人でも、日本語をうまく読めない人もいるので注意が必要です。

 

また日本人では当たり前と思うことで、海外では違うこともあるので文化の違いなども記載しておくと外国人労働者にとって安心材料となるのでしょう。マニュアル作成者も、言葉がわからない人に対して作成することで、コミュニケーション能力の向上にもつながることがあります。

 

【外国人採用メリット】注意点

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外国人を採用するためには、以下の点に注意する必要があります。

 

不法就労に注意

在留期間を越えても、日本に滞在している不法在留者が増えています。また在留だけではなく、不法就労をしている人達も多くいます。しかしこの現状は不法就労である外国人を雇っている側にも、責任があることを忘れてはいけません。

 

もし仮に不法就労と把握しているのに雇い続けた場合は、「3年以下の懲役、若しくは300万円以下の罰金」となることがあります。

 

「第七十三条の二 次の各号のいずれかに該当する者は、三年以下の懲役若しくは三百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。

一 事業活動に関し、外国人に不法就労活動をさせた者

二 外国人に不法就労活動をさせるためにこれを自己の支配下に置いた者

三 業として、外国人に不法就労活動をさせる行為又は前号の行為に関しあつせんした者」

引用 https://www.e-gov.go.jp/

 

不法就労が発覚した時には、すぐさま「出勤停止命令」を通知し、該当する在留資格を取得するように外国人労働者に伝える必要があります。しかし是正をする意思がない場合は、解雇をする必要がある場合があります。

 

労働条件への理解

就業時間、休み時間、給与など労働条件に対して外国人労働者の理解が乏しいと、トラブルにつながりやすくなります。また日本語で説明をしても、話すのは得意だけど契約書をほとんど理解していない外国人もいます。

 

そのためできるだけ外国語で書かれた「労働条件通知書」を用意するとよいでしょう。

 

日本の文化への理解

日本の文化を理解しようとしない外国人が、日本で成功するのは極めて難しいといっても過言ではないでしょう。日本の文化の押し付けはよくないですが、ある程度の理解をしてもらうような努力は必要です。

 

外国人労働者にとって、業務以外の普段の生活でも文化の違いに戸惑うことは多いでしょう。そのためできるだけのサポートをすることが大切です。

 

社会保険制度への理解

国籍を問わず、常用雇用するためには社会保険に加入することが義務となります。しかし中には、社会保険料の自己負担分を引かれることを納得していない外国人労働者もいます。このようなトラブルが起こらないように、前もって社会保険制度を外国人労働者に理解してもらう必要があります。

日本で就業希望の外国人は大勢いらっしゃいます。現在日本は、少子化であり高齢化が進んでいることから、介護業や運送業など、多くの業種で人手不足となっています。そのため、企業では人手不足解消のため、また今後海外とのやりとりを見据えて外国人を採用する企業が増えています。

 

外国人労働者は、日本人が思いつかないような発想を持つことがあり、日本人とはまた違った長所があるため、会社の活性化へとつながります。

 

しかし言葉や文化の違いから、コミュニケーションに苦労をしなかなか力を発揮できないケースも多く見られます。そのため、求職者も、受け入れる企業もしっかりとした準備が必要となります。

 

また外国人労働者を雇うためには、多くの手続きが必要となります。ビザなど何が必要かをしっかりと把握し、また外国人労働者にも契約内容をしっかりと把握したうえで、就業してもらうことが大切となります。

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著者 アドミン

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