外国人採用の際の派遣会社の選び方と注意点とは!?

執筆者 7月 6, 2019ニュースコメント0件

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日本には、労働力として外国人を派遣してくれる企業(派遣会社)がたくさんあります。これは、日本で働きたい外国人が多くいることと、短期的に外国人を雇いたい会社がいること需要と供給が釣り合い、成り立っています。

 

また、その両者を中継するために外国人の登録をして、会社に人材を派遣する「人材派遣会社」も存在します。人材派遣会社の中でも、外国人を派遣する会社とはどのような会社なのでしょうか?また、その会社の選び方について調べていきます。

 

外国人を派遣してくれる会社とは?

 

まず、外国人の派遣をする会社とは一体なんなのでしょうか?

 

今日の日本は、少子高齢化などの影響により、需要と供給が釣り合わず、日本人の労働力が不足しています。そこで、労働力の不足している企業に、働く意思を強く持つ外国人を派遣をする会社のことを言います。

 

1-1 意欲の高い人を採用できる

日本人の人材を派遣する会社もありますが、派遣された日本人の人材の中には、やる気のあまりない人も多いです。外国人は母国から出稼ぎに来ており、母国に仕送りを送っている方も多いので、日本人に比べてガッツややる気がある場合が多いです。

 

1-2 日本人より採用しやすい

日本の人手不足は年々広がっています。人手不足のため、黒字なのに倒産する「黒字倒産」が増えています。これは人ごとではなく、「日本人が採用できない未来」が間近に迫って来ています。都内では、コンビニや飲食店で外国人のアルバイトが増えて来ました。このように、外国人を受け入れる体制をいかに早くつくるか?が企業生存の1つの鍵であるといえます。

 

外国人を派遣してもらうメリット・デメリット

 

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外国人を派遣してもらうことにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

 

2-1 外国人派遣のメリット

まず、先にも書いた通り、質の高い労働力が比較的集めやすいということです。会社にとって人件費は削減するのが難しい、という意見が多くあると思いますが、その人件費を正社員を雇用するより、安く抑えることができ、さらに働く気持ちが旺盛の優秀な人材を得ることができます。このような人材を自ら見つけることは難しいです。

 

人材派遣会社はその道のプロなので、依頼をするだけで外国人の人材を派遣してくれる上、その会社の作業内容にあった人材を派遣してくれます。これだけでも人材派遣会社を利用するメリットは大きいです。また、様々な国籍の外国人の人材を保有していることがメリットに働くこともあります。

 

例えば、今日の日本は外国人観光客が大幅に増加しています。その中には日本語を話すことができない外国人観光客も多くいることでしょう。その外国人の国籍ごとに案内ができるようにするのは難しいことではないかと思います。しかし、外国人派遣会社を利用することで、国籍を被らないようにすれば、多言語での対応が可能になります。顧客に外国人が多いような会社にとってはこれは大きなメリットと言えます。

 

外国人派遣のデメリット

外国人を派遣してもらうことには、もちろんメリットのみではありません。まず、日本人ではないことから、日本語が十分に話せない外国人が派遣されてくるリスクがあります。人材派遣会社に登録している時点で、ある程度の日本語力があることは保障されます。しかし、どの程度まで日本語が堪能で、どの程度の指示までなら通るのか、見極めが必要です。

 

もちろん、そんなリスクを抱えたくないのは当然なので、次項の会社の選び方にも関わってきます。信頼のできる会社に依頼し、ある程度のレベルの日本語を使える外国人を派遣してもらうようにしましょう。

 

また、これは人材派遣全般に言えることですが、どのような人材が送られてくるかわからない、くじ引き状態であることもデメリットの一つであると言っていいでしょう。人材派遣をしてもらう際に、依頼する会社としては、人材をしっかり選びたいという思いがあると思います。

 

しかし、派遣される外国人は、最短で1日、場合によっては半日しか働かない可能性だってあります。そのような人材にあまりにも時間をかけていると、人件費や労働力以上にコストのかかる作業になることは間違いなしです。

 

また、人材を選ぶことになったとして、本人との話し合いはおろか、あって本人を見てみることでさえ、時間がかかるうえ、難しいです。つまり、受け入れ企業側は、人材派遣会社に人材派遣の依頼をし、良い人材がくるのを願うほかないことがほとんどです。こちらも、当たり外れのない信頼のおける人材派遣会社を選ぶことをお勧めします。

 

会社の選び方は?

 

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外国人の人材を派遣する会社は1つではありません。つまり、人材派遣会社の吟味も必要になります。人材派遣会社によっては、あまり良い人材を所有していなかったり、評判はいいものの、依頼をした会社での作業に慣れていなかったりと、人材派遣会が非常に重要な作業になります。

 

逆に、ここで良い人材派遣会社を見つけることができ、得意先になると、困ったときにすぐ人材を派遣してもらえる上、その人材は依頼先での仕事に慣れているために即戦力になります。是非、以下のことに気をつけて、より良い人材派遣会社を見つけましょう。

 

①日本語ができる外国人が多くいるか。

日本語が業務にあまり必要でない会社を除きますが、ほとんどの会社で必要になるのが日本語でのやり取りです。これがなければ、日本語での指示や派遣された外国人にわからないことがあった場合、日本語で聞くこともできません。

 

英語であれば通じるかもしれませんが、日本人側が伝えたいことをうまく英語化できるかどうか、外国人が伝えたいことを理解できるかなど、不安要素は尽きません。そもそも、日本人側に英語能力が求められる点で大きなコストを抱えることになってしまいます。したがって、派遣される外国人に日本語能力がしっかりある会社かどうかは第一に確認しましょう。日本語能力が高い外国人が多い派遣会社であれば、ホームページなどにその旨が書いてあるはずです。

 

②人件費がある程度安価である会社

人件費をはじめとした派遣してもらう際にかかる費用が高すぎない会社を選びましょう。どこの会社でも同じことをしてもらうのにかけるお金は少ない方が良いはずです。しかし、あまりにも費用の安い会社を選んでしまって、業務に滞りが出てしまうことになると本末転倒です。第一に会社の業務をしっかりやってもらえる人材を所有する会社を選びその中から、最安の場所を選ぶとコスト的にも作業効率的にも良いでしょう。

 

③外国人側の評価も高い会社

人材派遣会社は基本的に契約時の時給から、何割かを紹介料として天引きすることで会社の利益としています。この紹介料の割合があまりにも多すぎると、派遣の依頼をしている会社からすると「時給〇〇円も払っているのに働きが悪い」と感じることもあるかもしれません。しかし、外国人側からすると、派遣会社が紹介料を大幅にとられているため、「時給△△円ならこのくらいだろう」という風に思うことがあるかもしれません。

 

そうなると、外国人からしてみると、「時給△△円しかもらっていないのに、こんなに仕事を任されて割に合わない」といった感想を抱きます。このような派遣会社に派遣を依頼すると意識が噛み合わないばかりか、せっかく働いてもらっている外国人にあまりお金が入らないことになります。会社側があまりにも儲けてしまうような会社は避けましょう。

 

④他の依頼会社からも信頼が厚い会社を選ぶ

こちらも非常に大切なことですが、その人材派遣会社を利用した会社からの信頼が厚く、リピートしているような会社を選ぶと間違いありません。全く違う業務をしている会社であると評価基準が違ってしまい、思っているのと違う結果になってしまうことがあるので、出来るだけ近い業種の会社、可能であれば同業者の意見を参考にしましょう。

 

⑤作業内容と合致している会社を選ぶ

外国人を派遣してもらい、いざ働くといったときに全く作業内容の検討もつかないような外国人を派遣されると指導に大幅に時間がかかってしまい、人件費がかさんでしまいます。そのため、外国人に臨む作業と似た作業を受注しているような人材派遣会社を選ぶと作業に取り掛かりやすく、作業効率がアップするでしょう。

 

以上が人材派遣会社の選び方となります。しっかり選んだ上で、良い会社を見つけた場合、その会社との契約を主にすることによって、派遣される外国人も作業に慣れるため、作業効率が格段に上がります。会社側からしても、人材派遣会社選びにかかる時間を削減することができ、その時間で他の業務をすることができます。

 

契約時、気をつけること

実際に外国人派遣会社に外国人の派遣を依頼する場合、契約時にどのようなことに注意をすれば良いのでしょう?

まず、派遣される外国人の国籍を確認しましょう。必ずというわけではありませんが、外国人の国籍をみると、ある程度の特性がわかります。その大まかな特性が、外国人にやってもらう予定の作業とうまくマッチするかどうか、今一度確認しましょう。もし、違う国の人が良いとなったら、派遣会社に連絡をしてみましょう。交渉次第では違う人材を派遣してもらえるかもしれません。

次に派遣してもらう人数や、人材派遣にかかる経費が適切かどうか確かめましょう。当たり前のことですが、派遣してもらう外国人が多くなるほどそれにかかる人件費は増加します。お願いする作業に対して、人数が多すぎないか、人件費があまりにも高くないか、確認しましょう。場合によっては、人件費が長期的にみると外国人を直接雇用した方が安く済むことになるかもしれません。こちらも、交渉次第で紹介料を少し少なくして、人件費を抑えることができるかもしれません。

 

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著者 アドミン

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